脳と自然と日本

●養老孟司 著 ●定価(本体1500円+税)  

養老孟司先生の、初めての講演集です!


いま、日本って何なのだろう……
次の時代へ向けて“考えるべき視点”を明快に語ります。


養老孟司 著   著者紹介
脳と自然と日本   目次
     あとがき
     Amazon

お金、肩書き、都会が万能という虚構。
自然との本来の関係を忘れ、大事な何かを失った社会。
次の時代へ向けて、“考えるべき視点”を明快に語る。
臨場感あふれる初の講演集!

  • 四六判 並製
  • 308ページ
  • 定価(本体1500円+税)

  • ■著者紹介

    養老孟司(ようろう・たけし)

    北里大学教授。専門は解剖学。
    1937年生まれ。1962年東京大学医学部卒業。
    95年に東京大学医学部教授を退官。
    『唯脳論』(青土社)、『臨床哲学』(哲学書房)、
    『日本人の身体観の歴史』(法蔵館)などを通し、
    学問や思想に大きな影響力を与えつづけている。

    ■目次


    
    こどもと自然…………………………5
    ゆとりある生活の創造…………………………47
    現代社会と脳…………………………75
    自然と人間…………………………87
    からだと表現…………………………107
    健康とはなにか…………………………135
    ヒトを見る目…………………………163
    構造から見た建築と解剖…………………………175
    脳化社会のゆくえ…………………………193
    現実とはなにか…………………………235
    情報化社会と脳…………………………255
    脳と自然と社会…………………………289
    あとがき…………………………303
    初出一覧…………………………307

    ■あとがき(抜粋)


    私は話をするとき、本音でしか言わない。話のコツは、それしかない。
    知識は自分の考えを説明するときの材料である。
    自分の考えがなくて、知識を並べるなら、八百屋の店先である。
    講義はしばしば八百屋の店先になる。
    いまの学生はレストランに来ているつもりだから、八百屋では寝る。
    八百屋に徹するのも、コックに徹するのも、それぞれの自由である。
    ただし日本の研究者はトマトならトマト、キャベツならキャベツしか売らない。
    そういう八百屋が多い。それなら「八百」屋ではない。卸売りである。
    八百屋もコックもやってみるとなかなかむずかしいのである。
    (「あとがき」より)


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